自然素材リフォーム

無垢ニュージーパインの製品を時間を掛けて使い込んでいくと、木肌の淡い色合いが変化し、つやのある美しい飴色の木肌が楽しめるようになります。

この色の変化を経年美化といい、無垢を長く愛でる楽しみのひとつにもなっています

色合いや濃淡から、木の生長過程がわかります。
1本の樹から採った材でも、その一枚一枚、色の濃淡や木目の紋様はことなっています。
それは樹の部位によるためです。色合いは季節も大きく関係します。

さらに加工方法でも、木の切り出し方によって、材の色全体が変わります。このように木の生長する過程や年齢によって、様々な表情を楽しむことができるのも天然木ならではの魅力です。

木材に見られる節は、気の成長過程において枝の付け根部分が幹に包み込まれる事で発生したものです。

また入り皮は、過酷な自然環境下において、樹皮が天災や動物などの仕業で傷ついた場合に、自らの幹の中に傷を取り込んで治癒しようとした働きが痕跡となって残ったものです。

これらは木が大自然の中で、逞しく生きてきた証であり、その木を語る歴史の刻印。天然木の味わいは、これらの模様によっても、さらに深まっているのです。

人に個性があるように、木にも個性があります。。

それは木肌の模様にもっとも顕著に現れ、サクラやメープルでは木の細胞組織の配置によって、木目が縮んで光って見えたり、チェルードでは見る角度によって色が変化して見えるものなどがあります。

こうした木の個性は、その木ならではの豊かな表情であり、新しい魅力の一面です。
それを知り、発見することでも、天然木への愛着や楽しみは、一層深まっていきます。